百武彗星(C/1996 B2)は1996年1月30日に百武裕司氏によって発見されました。上の写真の中心部付近に写っている輪郭がぼやけた天体が、発見されて間もない頃の(明るくなる前の)百武彗星です。百武彗星は過去200年間の間に出現した彗星の中で最も太陽に近づいた彗星で、最終的に非常に見かけの光度が明るくなり、尾の長さも過去に観測された彗星の中で最長となりました。
(執筆:2019/8/27)
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