上の写真は、北斗七星の下を通過する百武彗星を3月25日に撮影したカラー写真です。天文愛好家の中には、この彗星を地元の人たちに見てもらうことを喜ぶ人がたくさんいます。APODのジェリー・ボーネル氏も私も、現在も、そして1986年のハレー彗星のときも、そのような気持ちでした。この観測会では、多くの良い質問がなされ、時にはユーモラスな状況も生まれます。ある少女の場合です。彼女は、望遠鏡を覗く順番が回ってくるのを、興奮を抑えきれない様子でじっと待っていました。そして、ついに自分の番が来た。「彗星が見える?」私は尋ねました。「ワオ、ワオ、ワオ!」と彼女は顔を輝かせました。 ある少年は破壊願望が強いようでした。「この望遠鏡は大きな銃みたいだ」と彼は言い出しました。「ある意味、銃よりも強力だよ」と、私は彼の想像力に挑戦するつもりで答えました。「本当に?、彗星を撃ち落とすことができる?」と彼は言いました。「望遠鏡はどのくらい高いのですか?」というのは、かなりよくある質問です。しかし、ある時、「彗星はいくらですか?」と質問したビジネスパーソンもいました。
(翻訳:2023/2/13)
関連記事
彗星の尾は何でできている?
百武彗星が地球を通過
百武彗星が大接近
<<トップページへ>>