1996年3月18日月曜日

土星の衛星テティスとディオーネ

 


土星とその大きな衛星であるテティスとディオーネは、1980年11月に土星を通過した探査機ボイジャー1号によって撮影されたものである。この写真からは、テティスと同様に土星に影を落としている広大な土星のリングの存在がわかります。土星の環は、石ころ程度の大きさから自動車程度の大きさまで、多くの氷の塊で構成されています。環にはいくつかの大きな隙間があり、そのうちの最大のものは写真にはっきりと写っていますが、発見者の名前をとって「カッシーニの間隙」と名付けられています。土星は空のほとんどの星よりも明るく見え、その環は小さな望遠鏡で識別することができます。新しい探査機カッシーニが土星を訪れる予定で、今のところ1997年の打ち上げが予定されています。
(翻訳:2023/2/6)


関連記事

プロメテウス、パンドラ、土星のF環
土星の嵐
土星リングの超微細構造

<<トップページへ>>