ボイジャー2号による土星探査では、土星リングの背面にある星の像が、リング内の物質によって掩蔽される現象を利用して、土星リングの微細な構造が調査されました。この写真は、掩蔽現象を利用した補正によって明らかにされた土星リングの微細構造の様子です。ボイジャー2号による通常の写真撮影ではここまで精緻な構造を明らかにすることはできません。
NASAが毎日更新している Astronomy Picture of the Day (APOD) に簡単な日本語の解説を加えて紹介しているAPODのファンページです。1995年6月の本家サイト運営開始日に遡って「古い写真から順番に」紹介していますので最新のAPODとは少し違った楽しみ方ができると思います。随時更新。オリジナルページは、こちら⇛http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html
1995年7月31日月曜日
土星リングの超微細構造
ボイジャー2号による土星探査では、土星リングの背面にある星の像が、リング内の物質によって掩蔽される現象を利用して、土星リングの微細な構造が調査されました。この写真は、掩蔽現象を利用した補正によって明らかにされた土星リングの微細構造の様子です。ボイジャー2号による通常の写真撮影ではここまで精緻な構造を明らかにすることはできません。
1995年7月30日日曜日
ボイジャー2号がとらえた土星の輪
1610年にガリレオが発見して以来、土星の輪は天文学における重要な研究課題となってきました。ガリレオが観測していた当時の望遠鏡は解像度が低く、リング状の構造をハッキリと見ることはできませんでしが。しかし現在では、探査機による近傍からの直接観測によって極めて精緻な画像が得られるています。
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1995年7月29日土曜日
亜鈴星雲 M27
亜鈴星雲 M27はこぎつね座にある惑星状星雲です。惑星状星雲には M27のようなリング状のものもありますが、亜鈴星雲の様な双極型のものも多数知られています。アレイ星雲は小口径の望遠鏡で眺望を楽しめる双極型惑星状星雲の代表格です。
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1995年7月28日金曜日
不規則銀河 M82
銀河というと渦巻きを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、全ての銀河が渦巻き型という訳ではありません。銀河の中には、楕円形の銀河もあれば、不規則型の銀河もあります。M82は不規則銀河の代表格です。不規則な形状は、若い星からの恒星風、暗黒物質による吸収などによって形成されると考えられています。
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1995年7月27日木曜日
リング星雲 M57
太陽程度の質量の星がその寿命を終え、星内部での核融合が止まると周囲に星の構成物質を噴出しその結果惑星状星雲が形成されます。リング星雲 M57は小口径の望遠鏡でもその姿を楽しめる代表的な惑星状星雲の1つです。写真中央に写っている青い点は白色矮星と呼ばれる天体で、物質が噴出した後に残った星の芯です。
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1995年7月26日水曜日
球状星団 M15
球状星団は100万個ほどの恒星が球状に集まった恒星集団で、銀河系の周囲を軌道運動しています。M15は見かけ上最も明るく見える球状星団の1つです。球状星団には年老いた星が多く存在することが知られています。
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1995年7月25日火曜日
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