1995年9月10日日曜日

球状星団M4に見つかった白色矮星


これはハッブル宇宙望遠鏡で撮影された球状星団M4の一部です。写真の中で白丸で囲まれている淡い天体は、白色矮星と呼ばれる天体です。太陽程度の質量の星がその一生を終えると、星の残骸として白色矮星が残ると考えられています。白色矮星は当初は高温ですが、やがて少しづつ冷えていきます。球状星団中の白色矮星の年齢を調べることで球状星団の年齢や宇宙そのものの年齢を探る手がかりが得られると考えられています。

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