この図は、活動的な電波銀河 3C368の可視光の写真(赤)に、電波写真(青い等高線)を重ねあわせたものです。電波銀河というのは電波で望遠鏡で検出される銀河のことです。銀河の出す強い電波は、その銀河で何がしかの高エネルギー現象が起きている証拠であると考えられています。この銀河の場合、銀河の中心近くから吹き出す双極ジェットが強い電波を出す原因だと考えられています。一方で、可視光で見えている構造は、ジェットによって誘発された星形成の痕跡だと考えられています。
NASAが毎日更新している Astronomy Picture of the Day (APOD) に簡単な日本語の解説を加えて紹介しているAPODのファンページです。1995年6月の本家サイト運営開始日に遡って「古い写真から順番に」紹介していますので最新のAPODとは少し違った楽しみ方ができると思います。随時更新。オリジナルページは、こちら⇛http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html
1995年9月30日土曜日
活発に活動する電波銀河
この図は、活動的な電波銀河 3C368の可視光の写真(赤)に、電波写真(青い等高線)を重ねあわせたものです。電波銀河というのは電波で望遠鏡で検出される銀河のことです。銀河の出す強い電波は、その銀河で何がしかの高エネルギー現象が起きている証拠であると考えられています。この銀河の場合、銀河の中心近くから吹き出す双極ジェットが強い電波を出す原因だと考えられています。一方で、可視光で見えている構造は、ジェットによって誘発された星形成の痕跡だと考えられています。
1995年9月29日金曜日
国際紫外線天文衛星
国際紫外線天文衛星(IUE)は、NASAと欧州宇宙機関(ESA)、惑星プラズマ・大気研究センター(PPARC)の共同プロジェクトとして、1978年にNASAのデルタロケットによって打ち上げられました。IUEの寿命は3-5年程度と考えられていましたが、実際には17年以上もの間稼働し続け、彗星、惑星、恒星、新星、超新星、銀河など、10万個以上の天体を観測しました。IUEは、地上にいる天文学者によってリアルタイムで管理された初の観測衛星でした。
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1995年9月27日水曜日
金星の景色
この画像は、NASAのマゼラン衛星のレーダー装置によって作成された金星の火山、マアト山(標高約8000メートル)の様子です。金星の表面は厚い雲の覆われており、高性能の望遠鏡を用いてもその表面を直接見ることはできません。しかしレーダー技術を用いると金星地表の立体構造を詳しく調べることができます。この画像の色は、金星探査機 ベネラ13号、ベネラ14号が金星から送ってきたテレビ映像の色を参考に人工的に着色された疑似カラーです。
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金星への着陸
この画像は、ソビエトの金星探査機、ベネラ13号が撮影した金星表面のパノラマ写真の一部です。ベネラ13号は1982年3月に金星の表面に着陸しました。金星の雲は主に硫酸で出来ており、金星表面の温度は摂氏500度、気圧は地球の海面気圧の92倍にも達すると考えられています。このように過酷な環境の金星ですが非常に頑丈に作られたベネラ13号は長時間金星表面で活動することに成功しました。ちなみに金星に初めて着陸した探査機は、同じくソビエトのベネラ7号です。ベネラ7号は1970年に金星に着陸しました。
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1995年9月26日火曜日
南天で見る星の日周運動
地球が自転していることに起因して夜空の星は一定の場所(天の北極と南極)を中心に、見かけ上回転しているように見えます。これを星の日周運動とよびます。長時間の露光をかけて星空の写真を撮ると、この写真のように日周運動の綺麗な軌跡を捉えることができます。この写真に写っているのは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるアングロオーストラリア天文台の望遠鏡ドームです。オーストラリアは南半球にあるので、星々は天の南極を中心に回転しているように見えます。
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1995年9月25日月曜日
オリオン座の馬頭星雲
赤い色の星雲を背景に『馬の頭の形』をした黒い模様が写真中央やや右よりに見えています。オリオン座に位置するこの星雲は全天でも最も有名な星雲の1つで『馬頭星雲』と呼ばれています。写真中央やや左に見えている明るい星は、オリオン座の腰のあたりにある3つ星の1つです。馬の頭に見える黒い形は、明るい星雲の前景にある塵やガスからなる雲が光を遮ることによって形成されています。地球大気の雲と同様に宇宙空間の雲も長い年月の間には形を変えていくので、遠い将来には馬頭星雲も今とは異なる形になっていることでしょう。背景の星雲の赤い色は、電子が陽子と再結合して水素原子ができる過程で放出されます。この写真には自分で光っている星雲以外に星の光を反射して輝いている反射星雲も見られます。反射星雲は主に塵でできており、近隣の星からの光、特に青い光を反射します。
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1995年9月24日日曜日
巨大なクレーターが印象的な土星の小さな月、ミマス
土星の衛星ミマスは土星の衛星の中で最も小さいものの1つで、表面に非常に大きなクレーターが見られることで有名です。このクレーターには、1789年にミマスを発見したウイリアム・ハーシェルにちなんで、ハーシェルという名前が付けられています。ミマスは小さな衛星なので質量も小さく、表面には球形の形状を保つに必要な最小限度の重力しか働かないと考えられています。この弱い重力のため、写真に見られる巨大クレーターのような大きな凹凸を伴う形状が表面に残りやすいと考えられています。ミマスを構成する成分は大部分が氷で、ごく僅かに岩石が含まれています。いわば、ミマスは巨大な「雪の玉」です。この写真は、1980年にボイジャー1号によって撮影されたものです。
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