これらの銀河は、これまで知られていた中で最大の重力的なつながりを持つ塊の中心付近にあるのでしょうか?これまで、Abell 3627 として知られる銀河団は、我々の銀河系の円盤にある塵がその光の多くを隠していたため、ほとんど研究されていませんでした。Abell 3627 に属するいくつかの銀河は、我々の銀河系内の多くの星の背後にあるぼんやりとした青い斑点として、写真に写っています。しかし、パリ天文台のレネー・クラーン=コーテウェグ教授と共同研究者による最近の観測から、この銀河団が「グレートアトラクター」と呼ばれる巨大な質量の集まりの中心付近にあることが判明しました。その証拠に、Abell 3627 の大きな広がりと近傍距離を新たに正確に測定することに成功しました。
(翻訳:2023/1/27)
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