NASAの高エネルギー天体物理観測衛星(HEAO)シリーズが、地球上空で未来的なスタークルーザーの艦隊のように見えるヴィンテージイラストです。このコンセプト画にはA、B、Cと書かれており、それぞれHEAO-1、HEAO-2、HEAO-3と呼ばれていました。HEAO-1、HEAO-2は、X線天体の神秘を明らかにする役割を担い、1000個もの高エネルギー放射源を発見しました。HEAO-2はアインシュタイン天文台として知られ、有名な物理学者の100歳の誕生日(1978年11月)付近に合わせて打ち上げられ、宇宙で初めて大型の完全結像型X線望遠鏡となりました。シリーズ最後のHEAO-3は1979年に打ち上げられ、高エネルギー宇宙線粒子とガンマ線を測定しました。
(翻訳:2023/1/30)
関連記事
ASCA X線望遠鏡
米国が初めて打ち上げに成功した人工衛星
X線観測衛星 XTE
<<トップページへ>>