この12月に発見されたばかりの銀河系中心付近での大爆発が、本日、Nature誌の論文とNASAでの記者会見によって発表されました。このような爆発はこれまでになかったため、正確な原因は不明であり、今後何年にもわたって天文学的な推測や観測が行われると思われます。これらの噴火は、私たち人間が作り出すことのできる爆発よりもはるかに強力で、おそらく連星系にある中性子星の表面でのみ見られる極限状態、つまり上の図に描かれているX線連星系のようなものが関係していると思われます。この新しい天体は、発見した探査機とその位置からGRO J1744-28と名付けられ、現在1日に複数回、それぞれ数秒間のパルス状のエネルギーバーストを発生させています。このバーストは、X線光の中で非常に目立つものです。発見チームのリーダーは、Chryssa Kouveliotou (USRA) と Gerald Fishman (NASA /MSFC)です。
(翻訳:2023/1/31)
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