STS-29の打ち上げから16分後、スペースシャトル・ディスカバリーの外部タンク(ET)が地球に向かって落下しているところを、シャトルの宇宙飛行士ジェームズ・P・ベジアンが撮影しました。全長154フィートのETは、シャトルシステムの中で最も大きな再利用不可能な部品です。打ち上げ時にシャトルのメインエンジンに供給する50万ガロン以上の液体燃料を運んだ後、大気圏に再突入して破壊され、遠く離れた海域に落下するのが最終的な運命です。このETの側面には、再利用可能な固体ロケットブースターの1つが切り離された際に生じた燃焼痕が通常見られます。
(翻訳:2023/1/30)
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