プロテウスはトリトンについで2番めに大きな海王星の衛星です。1982年にボイジャー2号探査機によって発見されました。面白いことに、プロテウスよりも小さな海王星の衛星のネレイドはプロテウスが発見される33年も前に地球からの観測で発見されています。プロテウスは表面の色が暗いことと、公転軌道が非常に海王星に近かったことなどが発見を困難なものにしていたと考えられています。プロメテウスは、質量が軽いため自己重力では球形になれず、ひしゃげた箱型の形状をしています。この写真はボイジャー2号によって撮影されたものです。