プロテウスはトリトンについで2番めに大きな海王星の衛星です。1982年にボイジャー2号探査機によって発見されました。面白いことに、プロテウスよりも小さな海王星の衛星のネレイドはプロテウスが発見される33年も前に地球からの観測で発見されています。プロテウスは表面の色が暗いことと、公転軌道が非常に海王星に近かったことなどが発見を困難なものにしていたと考えられています。プロメテウスは、質量が軽いため自己重力では球形になれず、ひしゃげた箱型の形状をしています。この写真はボイジャー2号によって撮影されたものです。
NASAが毎日更新している Astronomy Picture of the Day (APOD) に簡単な日本語の解説を加えて紹介しているAPODのファンページです。1995年6月の本家サイト運営開始日に遡って「古い写真から順番に」紹介していますので最新のAPODとは少し違った楽しみ方ができると思います。随時更新。オリジナルページは、こちら⇛http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html
1995年11月4日土曜日
海王星の衛星「プロテウス」
プロテウスはトリトンについで2番めに大きな海王星の衛星です。1982年にボイジャー2号探査機によって発見されました。面白いことに、プロテウスよりも小さな海王星の衛星のネレイドはプロテウスが発見される33年も前に地球からの観測で発見されています。プロテウスは表面の色が暗いことと、公転軌道が非常に海王星に近かったことなどが発見を困難なものにしていたと考えられています。プロメテウスは、質量が軽いため自己重力では球形になれず、ひしゃげた箱型の形状をしています。この写真はボイジャー2号によって撮影されたものです。
1995年8月5日土曜日
海王星の衛星 トリトン
1989年にボイジャー2号は海王星の衛星、トリトンに接近しました。トリトンの表面は摂氏マイナス240度にもなる極寒の世界です。ボイジャーによる探査ではトリトンの表面に多くの火山が見つかりました。写真の中に見える黒い斑点状の構造は、トリトンの火山から間欠的に噴出された窒素を主とした物質です。後に行われた解析から、火山から吹き出た物質には有機物が混じっていると考えられています。
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