ラベル 中性子星 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 中性子星 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

1996年3月6日水曜日

SS433からのジェット

 


SS433は、天文学者が知っている中で最もエキゾチックな星の1つです。その名前は、水素原子特有の放射線を出す星のカタログに含まれていることに由来しています。この星の驚くべき振る舞いは、ブラックホールまたは中性子星というコンパクトな天体が、ジェットを持つ降着円盤を作り出したことに起因します。観測データから作成したSS433のイメージ図によると、高温の大質量星(左)が、コンパクトな天体と互いに軌道を固定し合っています。大質量星からコンパクト天体を取り囲む降着円盤に物質が移動すると、光速の約1/4で2つの電離ガスジェットが対向して吹き出してくるのです!このジェットは、大質量星からコンパクト天体に向かう方向に傾いています。観測者の方に傾いたジェットからの放射は青方偏移し、遠ざかったジェットからの放射は赤方偏移します。連星系は約13日で1周するのに対して、ジェットは約164日の周期で回転しています。SS433からのジェットは、銀河の中心にあるブラックホールからのジェットと関係があるのでしょうか?
(翻訳:2023/2/1)


関連記事

がか座ベータ星の星周円盤
降着円盤を含む連星系
白鳥座新星1992

<<トップページへ>>

1996年2月28日水曜日

銀河系中心付近で爆発現象を発見

 


この12月に発見されたばかりの銀河系中心付近での大爆発が、本日、Nature誌の論文とNASAでの記者会見によって発表されました。このような爆発はこれまでになかったため、正確な原因は不明であり、今後何年にもわたって天文学的な推測や観測が行われると思われます。これらの噴火は、私たち人間が作り出すことのできる爆発よりもはるかに強力で、おそらく連星系にある中性子星の表面でのみ見られる極限状態、つまり上の図に描かれているX線連星系のようなものが関係していると思われます。この新しい天体は、発見した探査機とその位置からGRO J1744-28と名付けられ、現在1日に複数回、それぞれ数秒間のパルス状のエネルギーバーストを発生させています。このバーストは、X線光の中で非常に目立つものです。発見チームのリーダーは、Chryssa Kouveliotou (USRA) と Gerald Fishman (NASA /MSFC)です。
(翻訳:2023/1/31)


関連記事

降着円盤を含む連星系
X線月とX線星
ブラックホール越しに見た星空

<<トップページへ>>