1996年1月27日土曜日

M8 干潟星雲


干潟星雲(M8)は、若い星とガスからなる散光星雲です。この星雲は、見かけの大きさが非常に大きく、なおかつ明るいため肉眼でもその存在を夜空に確認することができます。干潟星雲に重なるように、若く青い星々から成る散開星団(NGC6530)も存在しています。散開星団の青い星々は、数百万年前に干潟星雲の中で生まれました。散光星雲の上に重なった塵の帯(暗黒星雲)が見せる形が干潟を連想させることから干潟星雲と呼ばれています。散光星雲の一番明るい部分は、その形状から特に砂時計星雲と呼ばれることもあります。
(執筆:2019/8/13)

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