1995年12月7日の米国東部標準時5:00PM頃、ガリレオ衛星に搭載された降下探査機が木星の大気圏に突入しました。上の写真は、イラストレーターによって再現された探査機の降下中の様子です。炎に包まれながら落下する降下探査機、降下速度を緩めるための直径8フィートのパラシュート、探査機を放出した後のオービター等が描かれています。降下中、探査機は雷に遭遇したと考えられており、その様子もイラストの中に見て取れます。最終的に、この探査機は役目を終えた後、木星大気の熱によって蒸発したと考えられています。
(執筆:2019/7/13)