1995年12月10日日曜日

アポロ14号によるALSEPの設置


アポロ14号の月着陸船が月面に着陸した後、アラン・シェパードとエドガー・ミッチェル両宇宙飛行士は、月面探査用の機材(ALSEP)を設置し、付き表面の物質のサンプルを採取しました。ALSEPには、わずかな月面の動きにも敏感に反応する地震計や、太陽風を測定する荷電粒子検出器が含まれていました。地震計は月に衝突する月の揺れや流星と解釈される地表の揺れの測定に成功し、太陽風の測定実験ではアルゴンを検出しました。ALSEPを用いた実験・観測は、我々人類の月の内部構造と磁場についての理解を深めました。この写真は、シェパード宇宙飛行士が月面ににハンマーで計測用のチューブを打ち込んでいるところです。
(執筆:2019/7/14)

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