1995年9月19日火曜日

UKシュミット望遠鏡がとらえた小マゼラン雲


南半球の夜空の最大の見所の1つは大小マゼラン雲でしょう。大小マゼラン雲は我々の銀河系のごく近傍に存在する不規則な形をした銀河です。この写真に写っているのは小マゼラン雲です。小マゼラン雲までの距離はおおよそ25万光年で、小マゼラン雲はには生まれたばかりの若い星が多数含まれています。写真の中で青っぽく見える部分が若い星です。小マゼラン雲は実際には2つの不規則銀河が見かけ上1つの不規則銀河のように見えていることが知られています。ちなみに写真の右端に写っている丸い天体は球状星団です。

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