1995年9月14日木曜日

人類が初めて見た月の裏側


これはソビエトの月探査衛星ルナ3号によって1959年10月3日に撮影された月の裏側の写真です。月の裏側の様子は、ルナ3号の観測によって明らかにされました。ルナ3号による探査の前年には、同じくソビエトのルナ2号が初めて月の地表への着陸に成功しています(実際には着陸というよりも、衝突に近いものでしたが)。このように人類の月探査の黎明期はソビエトがリードしていました。ちなみに、月の自転周期は地球を周る公転周期と同期しているため地球から月の裏側を見ることはできません。

関連記事