1995年7月11日火曜日

アインシュタインの十字架


前景にある重い天体の重力場によって背後にある天体の像がゆがめられる現象を重力レンズと呼びます。重力レンズによって作られる像の中でも、特に背後の天体の像が四つに分かれ十字状になる場合は「アインシュタインの十字架」と呼ばれます。この写真はウイリアム・ハーシェル望遠鏡が捕らえたアインシュタインの十字架です。前景、背景の天体の変化によって時間とともに像が変化します。

関連記事